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アパートを所有する大家です。先日退去した賃借人から依頼を受けた・・・

アパートを所有する大家です。先日退去した賃借人から依頼を受けた敷金診断士と名乗る人物から、敷金意見書と記載のある書面がFAXされてきました。

その書面には、こちらが以前出した原状回復の清算書に対して法令違反?の部分があるから、その部分は敷金を返還しろとの事でした。

その賃借人は7年間入居しており、タバコのヤニ、浴槽の破損等、お世辞にもきれいに部屋を使用したとは考えられない状況で、部屋の修復にはそれなりのお金がかかっており、過去には何度も家賃の滞納がありました。

そういう状況だったにもかかわらず、敷金を返せとは納得がいきません。

因みに、返せと言ってきている部分は壁紙の交換代金と、部屋のクリーニング代です。

又、敷金診断士と名乗る人物はいきなりFAXを送りつけてきて、それに応じなければ法的な措置を執ると脅迫的な事も書いています。

どの様に対応すればいいでしょうか?

(質問no.12 ニックネーム:田島さん 東京都)

回答
残念ながら返すべき敷金はありますが・・・、



まず、細かな部屋の状況が分からない為、ある程度の原則論的な回答しかできません事、予めお断りしておきます。

賃借人が7年間入居されていた部屋の壁紙交換代を返せと言われているとの事ですが、これはガイドライン上、判例上の観点から言えば、返さなければいけません。

大家さんの心情としては、たばこのヤニで汚したんだから修繕費用を敷金から充当するのが当然と思われるかもしれませんが、そうした償却費用を毎月の家賃として支払っている以上、居住期間が長ければ、賃借人が負担する修繕費用の割合が減ってくるのです。

因みに、壁紙の現存価値は6年で、仮に入居時に壁紙が新品だったとしても、6年目以降は現存価値は新品時の10%になると定められています。

ですので、タバコのヤニがひどくて壁紙を替える場合でも、その費用の10%しか請求できないという判断になります。


>過去には何度も家賃の滞納がありました。

滞納分が現在まで続いているなら、その分を敷金から差し引いてかまいませんが、その話と原状回復の話は別です。


>敷金診断士と名乗る人物

書面を送る分には構わないでしょうが、それに応じる法的な義務はありませんし、敷金診断士の肩書きだけで大家さんとの交渉に臨む事はできませんので、無理に応対する必要はありません。



回答者 : サイト管理人たかひさ  この回答者の詳細はこちらをクリック





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